活動日誌

水俣病被害調査 拒み続ける国 全体像調べず「診断手法開発」に固執

水俣病不知火患者会の人たちとの懇談であいさつする市田氏(正面中央)=10月19日、熊本県水俣市

 「まっすぐ歩くことができないんです。人から注意され初めて気づきました」。長崎で生まれ、4歳になった終戦の年に鹿児島県阿久根市折口に移り住んだ女性(79)は話します。メチル水銀による中毒症状との診断を受けたのは6年前。水俣病の症状をもちながら、国から認定されていない「水俣病患者」の一人です。患者団体は、被害の全体像と実態の解明につながる不知火海沿岸住民47万[記事を表示]

馬毛島に基地許さない 田村衆院議員迎え演説会 鹿児島・西之表

 馬毛島への米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転が狙われる鹿児島県西之表市で12月5日、日本共産党の田村貴昭衆院議員を迎えた演説会が開かれました。  田村氏は、「馬毛島の基地建設を許さない八板俊輔現市長と、日本共産党の2人の市議の勝利で基地建設を止める。来年の総選挙で野党連合政権を実現しよう」と訴えました。  「馬毛島への米軍施設に反[記事を表示]

鳥インフル 支援ぜひ 田村貴昭議員にJA組合長 福岡・宗像

2日 鳥インフル (2)

 全国各地の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認される中、日本共産党の田村貴昭衆院議員は12月2日、先月、市内で感染が確認された福岡県宗像市を訪ね、JAむなかたの小島信昭組合長や市の担当者から実情を聞きました。  田村氏は「国内14例目の発生が確認されており、どこで起こってもおかしくない状況。しかも早いテンポで拡散している。市の状況を聞かせてほしい」と[記事を表示]

改定漁業法施行 生活・経営守る資源管理へ 沿岸漁民連などフォーラム

資源管理問題について議論、学習した沿岸漁民フォーラム=1日、参院議員会館 (3)

 2018年に漁民の声を無視して成立した改定漁業法が施行された12月1日、沿岸漁民の暮らしと漁協経営を守る資源管理制度を求めるフォーラムが、参院議員会館で開かれました。JCFU全国沿岸漁民連絡協議会(沿岸漁民連)、21世紀の水産を考える会の共催。  改定漁業法で、指定した魚種で漁業者ごとに漁獲枠を配分する制度が導入されました。  沿岸漁民連共同代[記事を表示]

農政の展望を考える 小松氏と田村議員が対談 熊本

対談で発言する(左から)田村、小松の両氏=11月29日、熊本市 (2)

 日本共産党熊本県委員会は11月29日、小松泰信・岡山大学名誉教授を講師に迎え、「新型コロナ後の農政の展望を考える」講演会を熊本市で開きました。  第2部では、田村貴昭衆院議員(衆院農林水産委員)と小松氏が対談しました。  松岡勝委員長は、安全で安心な食を守るためには農政の転換が重要だと指摘し、野党連立政権をめざすうえでも「この講演を大きな力にし[記事を表示]