日本共産党の高橋千鶴子、田村貴昭両衆院議員は11月4日、国会内で国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の日本窓口・国連UNHCR協会の川合雅幸事務局長と懇談し、党が呼びかけたウクライナ支援募金に新たに寄せられた2265万1018円の目録を手渡しました。
川合氏は、支援は「困難に直面している難民の人々が未来への希望をもって生きていく大きな力となる」と述べ、感謝状を高橋・田村両氏に手渡しました。
高橋氏は、2月にロシアによる侵略が始まり11月になるが、募金が寄せられていることは「それだけの国民の思いと党に対しての信頼があると思う」と語りました。
川合氏は「現在700万人の方がヨーロッパで難民申請をしている。また、国内には700万人の方がとどまっている」「特に国境を越えて出られた方は女性、子どもが圧倒的に多い」と述べ、今年6月末で世界の難民が1億人を超えたと報告。一刻も早く紛争を終わらせたいと述べました。
田村氏は「ウクライナの問題でUNHCRの方々が本当に身近になった」と活動への敬意を伝えました。
懇談には、同協会の瀧谷善一氏、日本共産党の田川実国際委員会事務局長が同席しました。(しんぶん赤旗 2022年11月5日)