夏の参院選に立候補を表明しているタカラさちか沖縄選挙区予定候補が6月5日、国会内の日本共産党の控室にあいさつに訪れ、南西諸島での大軍拡や、米兵による性暴力を許さないとの思いを語り「オール沖縄」の候補として勝利を目指す決意を表明しました。田村智子委員長、赤嶺政賢、田村貴昭、本村伸子各衆院議員、仁比聡平参院議員が応対し、力を合わせて必勝をつかみたいと述べました。
タカラ氏は、自身の原点は1995年に起きた米兵の少女暴行事件だと述べ、「30年たっても事態は変わらないどころか後退している。この状況を変えるためにも『性暴力は許さない』と訴えながらたたかいたい」と強調。沖縄で軍拡が進む中、与那国島や石垣島、宮古島などでは「有事が起きて避難したら地元に帰れるのか」といった危機感が高まっていると述べ、沖縄を再び戦場にしないことが重要だと語りました。
田村氏は、95年の少女暴行事件があった当時、日本民主青年同盟(民青)の専従で他団体に抗議の声をあげようと呼びかけていたと紹介し「30年たっても変わらないのかという怒りがふつふつとわく」と強調。「タカラさんが立候補を決意されて大歓迎しています。沖縄は大切な選挙であり、必勝を目指し、みんなで頑張り抜きたい」と述べました。
あいさつには「てぃーだ平和ネット」の玉城健一郎県議が同席しました。(しんぶん赤旗 2025年6月6日)