日本共産党の田村貴昭衆院議員は6月29日、熊本市内を駆け巡り、迫る参院選を「国民の願いかなえるチャンスだ」として、街頭演説やつどいで要求実現の大きな力になる党の比例5議席獲得など躍進に支援を呼びかけました。上野美恵子、井芹栄次の両市議らがともに訴えました。
田村氏は、陸上自衛隊の低空飛行訓練が九州7県85力所に広がり、うち21力所が熊本県内であることが田村氏の質問主意書への石破首相の答弁書で明らかになったことを紹介。さらにV22オスプレイの訓練実施の可能性があることを指摘し、「欠陥機の九州各地での低空飛行など、とんでもない」と批判しました。争点の消費税減税や賃上げ、大軍拡ストップ、社会保障充実、農業問題改善などでは「願いは共産党に託してください」と訴えました。
「生活と健康守る会」内党後援会のつどいでは、「いのちのとりで裁判」の最高裁での勝利判決を喜び合い、今後、衆院厚生労働委員会で最高裁判決に基づく▽被害回復▽政策の物価高騰に見合う見直し――などを求めたいと述べました。行動にに同行した民主青年同盟熊本県委員会のシール投票には、賃上げや学費値下げに並び平和外交に票が集まったほか、「共産党を支持しています」などの応援がありました。(しんぶん赤旗 2025年7月2日)