福岡県議会の海外視察私物化や議長職をめぐる金銭授受など、数々の疑惑への関与が名指しされる自民党の蔵内勇夫前議長の議員辞職に伴う県議補選(10月4日投票、筑後市選挙区、欠員1)が告示された9月25日、日本共産党の河野かずひろ候補(54)=新=が第一声をあげました。
河野氏は、疑惑の真相究明のために県議会に百条委員会を設置し、不当な支出が判明した場合は返還を求めていくと力説。「企業・団体献金も政党助成金も受け取らない共産党だからこそ金権腐敗を追及できる。県民の暮らし応援の県政をめざす」と表明しました。
田村貴昭前衆院議員と大谷しんこ県議予定候補=福岡市東区=が応援演説に立ちました。出発式で田村氏は、問題の大本に国言いなりの「オール与党」体制があることを指摘し、河野氏への支持を呼びかけました。
医師としての経験を述べた大谷氏は、県が蔵内氏と一体に「ワンヘルス」事業を利権化し、理念に反して保健行政を後退させてきたと批判。「命と暮らしを守るために公共を取り戻していこう」と訴えました。
演説を聞いた男性(76)は、「当たり前の政治を取り戻す」という河野氏の主張に「しがらみのない共産党だからこそできる」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2026年9月26日)