福岡県久留米市の「安保法制廃止、市民のくらしを守る久留米実行委員会」は6月10日、政治とくらしについて考える集会を151人の参加で開きました。野党3党の代表が出席し、日本共産党の田村貴昭衆院議員があいさつしました。
主催者の一人、踊真一郎牧師は「人の意見を聞かない安倍政治は民主政治なのでしょうか。皆さんと意見を交わし、私たちの国の在り方を探していきたい」と問題提起しました。
田村議員は4野党党首会談で安倍政権のもとでの憲法9条改悪反対などを合意したことを紹介し「合意で次の総選挙の野党のたたかいの旗が立った。安倍政治と対峙(たいじ)する共闘の加速に全力を尽くす」と力を込めました。民進党の野田国義参院議員は「心を一つに安倍政権を打倒する、この一点で頑張っていこう」と訴えました。社民党の渕上貞雄県連代表は「野党が一致すれば皆さんの声を届ける国会の扉が開く」と語りました。
慶応義塾大学の井手英策教授が講演しました。
集会後、参加者らは「共謀罪」法案廃案を訴えデモ行進しました。(しんぶん赤旗 2017年6月13日)