日本共産党の田村貴昭衆院議員は3月11日、有明海のノリ養殖の不作など、海の環境が悪化している問題で、佐賀県鹿島市七浦(ななうら)の箱崎でノリ漁をしている漁業者らに聞き取りを行いました。 漁業者は昨年もノリは「金髪」と呼ばれる不良の状態だったが、今年はもっと悪い状態だと口々に訴え。漁業者の一人は「(一緒に漁業をしている)息子から『黒いノリを見たことが…[記事を表示]
諫早干拓・有明海再生
「開門判決無効」は誤り 田村貴昭氏 「国に開門義務」の答弁 衆院農水委
日本共産党の田村貴昭議員は3月8日の衆院農林水産委員会で、国営諫早湾干拓事業をめぐり、最高裁が漁業者側の上告を退ける決定を出したことを取り上げ、開門を命じた確定判決の有効性を国に確認し、話し合いに応じるよう求めました。(質問動画はコチラ) 長崎県諫早湾の潮受け堤防の排水門をめぐり、「開門命令」と「開門禁止」という矛盾する確定判決が存在する中、…[記事を表示]
諫早湾の食害被害深刻 田村衆院議員、佐賀県と農場聞き取り
日本共産党の田村貴昭衆院議員は3月6日、国営諫早湾干拓事業(長崎県)で潮受け堤防排水門の開門を認めない最高裁の決定が出たことを受け、干拓農地に入植したマツオファームの松尾公春社長と佐賀県から聞き取りを行いました。 松尾氏は冷害とカモの食害の実態を話し、「ここが優良農地でないことは分かり切っていますが、それを県と国は認めようとしません。優良農地でな…[記事を表示]
「話し合い解決を」 諫早訴訟原告・弁護団 農水相に迫る
国営諫早湾干拓事業をめぐり、「よみがえれ!有明訴訟」の原告団・弁護団は10月15日、就任後初めて同事業を視察した野村哲郎農林水産大臣と佐賀市内で懇談しました。日本共産党の田村貴昭衆院議員、仁比聡平参院議員ら国会議員が同席しました。 馬奈木昭雄弁護団長は福岡高裁が勧告した和解協議に国が応じなかったことを批判し、「そもそも話し合いで解決することに尽力す…[記事を表示]
有明ノリ養殖壊滅的 佐賀で訴訟支援する会が総会
「よみがえれ!有明訴訟を支援する会」は10月1日、2022年度総会を佐賀市内で開きました。 弁護団から堀良一事務局長が基調報告し、諫早湾干拓潮受け堤防に近いほど栄養塩が不足している実態を各漁場の数値などで示し、ノリの色落ち被害の深刻さを訴え。「多くの問題があるが、諫早湾の問題の根本は開門で解決する」と強調しました。裁判の経過も報告し、開門の確定判決…[記事を表示]