インボイス(適格請求書)の導入に不安を募らせているアニメ業界などフリーランスの人たちの声に寄り添い、実態把握に努めてきた「しんぶん赤旗」の値打ちが光るワンシーンが、11月11日の衆院内閣委員会でありました。日本共産党の田村貴昭議員の質問に、和田義明内閣府副大臣がインボイス制度導入による深刻な影響を報じた「しんぶん赤旗」を引きながら、「多くの方が影響を受ける」「適切にフォローアップさせてもらいたい」と答えたのです。
田村氏が「インボイスが導入されると2~3割のフリーランスの人が廃業の危機になると訴えている。こうした実態や意見を直接聞いたことはあるか」と追及すると、和田副大臣は「『しんぶん赤旗』の報道で、アニメ業界のフリーランスのうち4人に1人がインボイス制度の導入により廃業の危機にあるというウェブアンケートの結果は承知している」と答弁。「大変重く受け止めている」と続けました。(質問動画はコチラ)
インボイスの導入で大打撃を受けるフリーランスらの声を聞き取り報道してきた「赤旗」は、岸田政権の閣僚らにも貴重な情報源となっているようです。(しんぶん赤旗 2022年11月16日)