田村貴昭議員は3月10日の衆院環境委員会で、気候変動の抑制に向け、二酸化炭素(CO2)を大量排出する石炭火力発電から脱却し、排出量削減目標値の引き上げを求めました。(質問動画はこちら)
小泉進次郎環境相が、石炭火発輸出の4要件「厳格化」を表明したことについて、田村氏は見直しの方向性をただしましたが、関係各省は何ら示せませんでした。
田村氏は、4要件を見直しても国内の石炭火力を削減しなければ温暖化対策は進まないと指摘。JERA(東京電力と中部電力の共同設立会社)が建設中の横須賀火発のCO2排出量は年間726万トンで、海外への低炭素技術支援による削減量は帳消しになると警告しました。(しんぶん赤旗 2020年3月25日)