公害(水俣・アスベスト・枯葉剤245T・大気汚染・カネミ油症)

解雇中止 働きかけよ チッソ関連会社計画 田村氏が要求

チッソ解雇問題=11月12日、環境委

 田村貴昭議員は11月12日、衆院環境委員会で、水俣病加害企業のチッソを分社化したJNCが子会社のサン・エレクトロニクスを封鎖し、114人の従業員を解雇する計画について、政府の責任で中止を働きかけるよう求めました。(質問動画はコチラ)  田村氏は、解雇計画が「地域における事業の継続等により当該地域の経済の振興及び雇用の確保に資するものであること」と定め[記事を表示]

200-衆-環境委員会-2号 2019年11月12日 チッソ子会社の従業員全員解雇中止 働きかけよ(水俣病)/異常気象 温暖化の影響大きい石炭火発の新増設中止を

○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 小泉大臣は、所信の挨拶の中で、水俣病について述べました。「環境行政の原点を忘れることなく職務に取り組んでまいります。」と決意を述べられました。 私は、最初に、今、水俣市で起こっている、この環境行政の原点、加害企業の問題について質問をしたいと思います。 本年八月八日、水俣病の加害企業であるチッソの事業会社[記事を表示]

被害賠償 救済法求め じん肺キャラバン集結集会

 国にアスベスト被害根絶と基金創設を求めて全国で取り組まれた「第30回なくせじん肺全国キャラバン」の集結集会が10月23日、東京都内で開かれました。主催は同実行委員会。  主催あいさつで全日本建設交運一般労働組合の角田季代子委員長は「命あるうちの解決が原告らの強い願い。裁判によらずに被害救済を図るため、トンネルじん肺基金創設や建設アスベスト被害者保障基[記事を表示]

市田副委員長ら患者会と懇談 水俣市

水俣病患者会と懇談

日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員、田村貴昭衆院議員、伊藤岳参院議員、仁比聡平前参院議員は10月19日、熊本県水俣市で、水俣病未認定患者団体「水俣病不知火(しらぬい)患者会」のメンバーと懇談しました。高岡朱美、平岡朱の両市議、野中重男党市委員長が同席しました。  市田氏は、水俣病特別措置法の対象地域外から一時金が給付された被害者の居住地域が明らかに[記事を表示]

公式確認から63年 水俣病被害の救済を 「慰霊式」開く 熊本・水俣

「公害の原点」とされ公式確認から63年が経過した水俣病の「犠牲者慰霊式」が10月19日、熊本県水俣市で開かれました。患者団体でつくる実行委員会と水俣市の主催。遺族や被害者ら約800人が出席しました。  水俣病で夫と娘を相次いで失い、自らも認定患者の上野エイ子さん(91)が患者・遺族を代表して「祈りの言葉」を述べました。  上野さんは、わずか2歳で[記事を表示]