衆院農林水産委員会は11月26日、政府提出の漁業法改悪案についての参考人質疑を行いました。参考人から「企業の利益を上げるもので改定する必要はない」「地域漁民の生業(なりわい)が保障されるのか」などの意見が上がり、法案の問題点が改めて浮き彫りになりました。日本共産党から田村貴昭議員が質問に立ちました。 (質問動画はコチラ)(議事録) 帝京大学経済学部…[記事を表示]
漁業・水産業
197-衆-農林水産委員会-8号 平成30年11月26日 参考人質疑 田村貴昭
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 参考人の皆さん、本日はありがとうございます。 最初に、四人の参考人の皆さんにそれぞれお伺いをいたします。 本法案の審議は入ったばかりであります。私も含めて野党の議員は、まだ一問も対政府質問をこの委員会でしておりません。ところが、もう採決の話が出てきております。七十年ぶりの抜本改正というのであれば、漁協、漁民…[記事を表示]
漁業権 企業に渡すな 田村貴昭議員訴え/改悪法案審議入り 衆院本会議
戦後の漁業のあり方を全面的に改悪する漁業法改悪案が11月15日、衆院本会議で審議入りました。日本共産党の田村貴昭議員が質問に立ち、「漁業政策は94%の小規模沿岸漁業を中心に据えるべきであり、地元から漁業権を奪い企業に明け渡すことは許されない」と批判しました。 (質問動画はコチラ) (質問要旨) (議事録) 田村氏は、戦前、地元に所在しない企業による…[記事を表示]
197-衆-本会議-6号 平成30年11月15日 漁業法等の一部を改正する等の法律案について質問 田村貴昭
○田村貴昭君 日本共産党の田村貴昭です。 私は、日本共産党を代表して、漁業法等の一部を改正する等の法律案について質問します。(拍手) 安倍総理は所信表明演説で、漁業法を七十年ぶりに抜本的に改正し、漁業の生産性を高めると述べました。しかし、法案は、水産の専門家が一人もいない規制改革推進会議が持ち出したものであり、官邸主導で進めてきたものであります。…[記事を表示]
「水産改革」法案に不安 赤嶺・田村貴昭両衆院議員が沖縄県漁連と懇談
日本共産党の赤嶺政賢、田村貴昭両衆院議員は11月9日、安倍内閣が国会に提出した「水産改革」法案(漁業法等改正案)をめぐって沖縄県漁業協同組合連合会の上原亀一会長らと懇談しました。玉城武光、瀬長美佐雄両県議が同席しました。 上原会長は「まだ法案の中身を十分に理解できていないが、民間企業の参入が容易になることに漁協から不安の声が上がっている」と懸念を示…[記事を表示]