国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は9月4日、2021年度総会をオンラインで開催しました。コロナ危機の打開、家族農業を主体とし食料自給率を向上させる農政への転換をめざす方針を確認しました。 主催者あいさつした全労連の小畑雅子議長は、菅義偉首相の自民党総裁選不出馬の表明について、国民の世論と運動で追いつめられた結果だと指摘。「総選挙で…[記事を表示]
食料主権(種子・種苗)・食品安全
グリホサート規制を 除草剤の安全性で田村貴昭議員 衆院農水委
日本共産党の田村貴昭議員は4月14日の衆院農林水産委員会で、除草剤グリホサートについて、補助剤も含め安全性検査を行い、予防原則に基づいて規制するよう迫りました。(質問動画はコチラ) グリホサートは健康被害が明らかになるなか、多くの国が使用を規制、禁止しています。日本では2017年に残留基準値を6倍に引き上げ、国内出荷量は20年間で3倍に伸び…[記事を表示]
種苗法改定 徹底審議を 種子守る会、食健連ら座り込み 国会前行動
参院農林水産委員会で種苗法改定案の審議と参考人質疑が行われた11月26日、改定案の拙速な採決をやめ徹底審議を求める座り込み行動が参院議員会館前で行われました。呼びかけたのは、日本の種子(たね)を守る会、「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」(全国食健連)、農民運動全国連合会(農民連)です。 元農水相の山田正彦さんは「これまで自由だった登録品種の自…[記事を表示]
種苗法改定 参院で必ず廃案に 種子を守る会が院内集会
種苗法改定案が衆院本会議で可決された11月19日、日本の種子(たね)を守る会は、これまでのたたかいの到達を振り返り、参院で廃案に追い込む取り組みについて交流する集会を参院議員会館で行いました。 開会あいさつした加藤好一副会長(生活クラブ生協顧問)は、衆院の審議では、自家増殖の一律禁止の理由や許諾料の問題など野党の質問に農水省側がまともに答弁しなかっ…[記事を表示]
種苗法改定案 衆院委可決 田村貴昭議員が反対討論 「民間参入拡大が狙い」
種苗法改定案が11月17日、衆院農林水産委員会で採決され、自民党、公明党などの賛成多数で可決しました。日本共産党、立憲民主党は反対しました。田村貴昭議員は討論で、「農家の自家増殖を禁止し、民間事業者の種苗市場を広げることが狙いだ」と批判しました。 採決に先立つ質疑で田村氏は、農水省が知財戦略本部の会合で「自家増殖を認めるとビジネスの対象になりにくい…[記事を表示]