エッセイ

赤旗「新年あいさつ」 仲間と力合わせ今年も/衆院議員 田村貴昭

田村貴昭 予期せぬ元日震災。テレビニュースの映像に言葉を失いつつ、昨年の能登地震の課題は高齢者の見守り…熊本地震では避難所の改善から質問を開始…いろんなことが頭をよぎります。
 
 筆舌に尽くしがたい甚大な被害。家族や家を失った被災者のつらさはいかばかりか。あたたかい支援を政府に求め、私も力をつくします。翌2日は、羽田空港であってはならない旅客機事故。なぜ?これも閉会中審査が必要ではないか。課題いっぱいの通常国会は今月開会。
 
 「がんばってよ!」と声がかかり、手を振る人が例年より多かった元旦宣伝。底なしのパーティー券・裏金疑惑に、国民の怒りを肌身で感じます。諸悪の根源、企業・団体献金を完全禁止へ。大軍拡、大阪万博やめて、税金は暮らしの向上へ。九州・沖縄を戦争する国づくりの拠点とするな。この党を大きくしていざ総選挙へ。各県各地で呼びかけて、ともにたたかうたくさんの仲間が増えました。励ましを力に、今年もがんばります。(しんぶん赤旗 2024年1月5日)

赤旗「水曜随想」 24年希望の持てる年に/衆院議員 田村貴昭

410391275_6158049937631276_8499513906993529833_n 「経済、経済、経済」ではじまった臨時国会は、「裏金、裏金、裏金」で閉会。自民党の腐敗ぶりは底なし、内閣支持率も底なしで最低を更新。街頭で国会報告していると、「がんばって!」の声援。握手を求められ、動画の自撮りで「裏金問題でただいま共産党が…」と〝実況中継〟する人も。国民は怒っていることを肌身で実感しています。
 
 問題の発端は、「しんぶん赤旗」のスクープから。他の野党議員からは「御党の調査能力には脱帽。次のネタは?」。自民党議員からは「日曜版が面白い。秘書もよく読んでいる」と。多くの人に「赤旗」を読んでもらいたいですね。
 
 政治を腐敗させる企業・団体によるパーティー券購入と献金。日本共産党国会議員団は完全禁止法案を参議院に提出。残念ながら、衆議院で法案を提出するには、21議席以上が必要です。2014年の総選挙では大躍進して、翌年に同法案と政党助成金廃止法案を提出。これを再び! 次の総選挙では議席倍増の勢いをつくり出し、政治とカネの問題に決着をつける。志を高く!
 
 半年以上先のたった1回の減税、給付金は多くの自治体で年内に支給されず。街中に「年越しできないじゃないか」の声。消費税減税の要求は自民党からも上がっているのに、岸田首相は聞く耳もたず。本当にひどい。
 
 「田村さん、『水曜随想』楽しみにしていますよ」「私も」。先日、鹿児島で声をかけてもらいました。随想なので肩の力を抜いて書きたいのですが、頭にくることばかりでなかなか…。「その苦労が感じられます」。いや、恐縮です。
 
 お読みいただきありがとうございます。みなさん、よいお年を、は言いません。2024年を、希望の持てる年にがんばります!ですね。
 
 あら、また力が入っている。(しんぶん赤旗 2023年12月20日)

赤旗「水曜随想」 辞めさせるため任命?/衆議院議員 田村貴昭

8日 災害特 「適材適所」が次々と辞任。辞めさせるために任命しているのか? 岸田首相の責任を厳しく問いたい。神田財務副大臣は、2013年から固定資産税を2年連続で滞納。差し押さえられるまで払わず。これを昨年まで2度、3度と繰り返してきた。本人が提出した国会への報告書には「いずれも事務の不手際により」と書かれてある。厚顔無恥、誰が信用するか。神田氏を衆議院財務金融委員会に呼び、質疑を行うことを一昨日の理事懇談会で主張したのは言うまでもない。
 
 減税をぶち上げても下がり続ける内閣支持率。当然だ。国民はその先に増税があることを見抜いている。軍拡増税の対象の1つは所得税。所得税減税と矛盾するではないか。さらに、一定の所得のある人は介護保険料アップ、少子化対策の予算を医療保険料に上乗せ…次から次へと打ち出される国民負担増への動き。さらに経団連会長は、「消費税増税から逃げちゃいけない」と発言。そもそも減税を言いながら、インボイスで消費税増税とは支離滅裂ではないか。とんでもない!
 
 諸悪の根源は大軍拡。国民生活を犠牲にし、戦争する国づくりが九州沖縄を拠点に進んでいることを、先日の日本平和大会で報告。さっそく「田村さんのスライド資料が欲しい」と問い合わせ。もちろん、カクサン歓迎。「軍事費削って福祉、教育の充実を」の世論をいまこそ大きく広げましょう。
 
 先月の毎日新聞の世論調査で岸田政権を採点するとの問いに、最多は0点、平均でも31点。もはや落第内閣ですね。国民の声を聞かない政権は退場へ。さあ、今ががんばり時。(しんぶん赤旗 2023年11月15日)

赤旗「水曜随想」 「アゴ」も体も鍛えて/衆院議員 田村貴昭

387813551_5923049574464648_5920759590150654147_n 論客で鳴らした元衆議院議員の三浦久さんは、現役時代に卓球で体を鍛えておられた。
 
 「体力勝負だからね。アゴの運動ばかりではダメだよ。ハッハッハ」。豪快な笑いが忘れられない。そこで私も国会に行ってアゴの運動(論戦・演説)に力を入れるとともに、ランニングやストレッチなどをして、体力維持に気を配ってきた…はずだった。少なくともその気だけはあった。
 
 ところが、今年の春に足をくじいてしまい、痛みと違和感がとれない期間が長引き、よくなってきたところに、歯の手術・治療が重なった。痛みや腫れがあっては、走る気にもなれず、毎年欠かさず参加していた反核平和マラソン(といっても短距離の部分参加)もやむなく欠場した。
 
 こりゃ、体力も落ち、体重も増え、健康状態も悪化しているに違いない。過日、おそるおそる健康診断へ。検査の結果を見ながら問診の医師は「うん、問題ないですね」ときっぱり。えっ?いや、先生そんなことはないはず。どこか悪いところないですか?肝機能とか。「ほら腹部エコーの画像もきれい。大丈夫」
 
 血圧正常、体重は横ばい、検査の数値は正常範囲内であった。これはもしかして、不思議な力が体に宿ったのかもしれない・・・そんなわけないだろう〝これ以上、さぼったらだめだよ〟とのメッセージと受け止めよう。
 
 今から15年ほど前、候補者活動の中で体調の異変を感じ、病院で高血圧と診断された。一念発起して初めた運動が今の健康につながっている。
 
 20日から臨時国会。〝正常値〟などどこにもない今の政治を治さなければ。アゴも体も鍛えて、万全の体勢で臨みます。(しんぶん赤旗 2023年10月11日)

赤旗「水曜随想」 欧州の当たり前に学べ/衆院議員 田村貴昭

海外視察 イギリス 先週は財務金融委員会の議員派遣でヨーロッパ3国を訪問。付加価値税(消費税)と最低賃金について大いに学んだ。
 
 スイスは賃金水準が高く、最低賃金は一番高い州で時給24スイスフラン(3960円)。外食はお金がかかるが、それは人件費のウエートが大きいからと教わった。一方、食料品、医薬品などの付加価値税の税率は標準税率の約3割に軽減されている。だから暮らしが成り立っている。
 
 EU(欧州連合)の基準では、生活に欠かせない品目の税率は、ゼロか軽減税率と定めてある。日本にはない。EUを脱退したイギリスは、旅行、住宅建築までゼロ税率を採用しているが、これらは存続させるのかと財務省で聞いたら「どの政権であっても税率を増やすことはしない」とのこと。
 
 1年に3度も最低賃金を上げたドイツの例は、国会質問で紹介し岸田首相に実行を求めた。現在、時給12ユーロ1944円)でしかも全国一律だ。だが、日本は学ぼうとしない。ドイツの雇用者団体の役員いわく、「最低貨金は労働の対価で、生活全体を賄うのは社会保障である」。なるほど、例えばこの国の医療費本人負担は安く、国公立学校の学費は大学院まで無償だ。
 
 コロナ禍でドイツ、イギリスは、付加価値税の税率を時限措置であったが引き下げた。だが、自公政権は減税要求に聞く耳を持たない。
 
 整理してみよう。▽国民生活がピンチの時は減税▽生活必需品は非課税か低税率▽物価高騰に合わせて賃金を上げる――欧州の当たり前を、日本政府は取り入れるべき。物価高騰に無策で、実質負金が15カ月下落。その上にインボイス増税を押しつけるとは、言語道断、血も涙もない政治じやないか。
 
 学んだことを確信に、今後の国会論戦へ。(しんぶん赤旗 2023年9月6日)