エッセイ

赤旗「水曜随想」 まずは国会を開け/衆院議員 田村貴昭

231937433_3564814020288227_3061513176131265436_n 8月豪雨で被害を受けた佐賀県の武雄市、大町町、嬉野市、福岡県の久留米市、長崎県の雲仙市、南島原市を訪ね、被災者を見舞いました。泥水につかった家財道具の片付けに追われる住民。度重なる冠水被害に「またか。もううんざり」「早くなんとかしてほしい」の声。雲仙温泉は土砂崩れで泉源が埋もれ、ホテル・旅館が休業を余儀なくされています。
 
 いつもなら災害対策特別委員会の理事懇談会が開かれ、各省からとりくみの説明を受けて質疑応答となります。しかし、今回は要求しても与党側が開会を拒否。コロナで入院することもできず自宅で亡くなる人が相次いでいるのに、また、度重なる災害で住む家を失っている人がいるのに、国会を開かないとは言語道断です。命を軽視し政権を投げ出した菅首相、あなたは被災者の苦しみを知っているのか。
 
 Q浸水被害の大半は、支援策がない状態。被災者支援法を改善すべき。
 
 Q 九州をはじめ、全壊、半壊の世帯が全国に。しかし、1市で10戸以上の全壊家屋がないことを理由に支援法は適用されず。これでいいのか。
 
 Q コロナ禍で被災した業者は何重もの苦しみ。持続化給付金などの直接支援を。
 
 被災自治体の首長の要望を聞きながら、頭の中で政府への質問が次々と浮かんできます。
 
 まずは、国会を開け。
 
 被災者の願いをかなえるためにも、総選挙で日本共産党の議席を増やさなければ。野党連合政権をつくって、生活と生業(なりわい)に展望ある支援策を必ずつくるぞ。(しんぶん赤旗 2021年9月8日)

私と日本共産党 田村貴昭衆院予定候補 九州・沖縄

田村貴昭衆院議員「金権腐敗と無縁 金看板」

 

中学生の時にロッキード事件が起き、なぜ総理大臣が逮捕されたのか、よくわかりませんでした。日本共産党が企業献金を受けず、清潔な政治活動を貫いていることを知ったのは、学生時代。こんな党があったのか…子どもの頃からの疑問が解けたようで、喜んで入党しました。

 

所属していたのは北九州市の小倉地区委員会。事務所は一軒家で、ここでよくご飯を食べ、風呂にも入れていただきました。私にとって共産党はまるでわが家でした。

 

金権腐敗とは無縁の党。40年前に知った事実は、今に至るも全く変わらず共産党の金看板です。2月の衆議院予算委員会で、鶏卵汚職事件の質疑に立ちました。農水大臣が大臣室で、大手鶏卵メーカーから数百万円のワイロを受け取った事件は、まるで現代版“越後屋”です。「カネを渡した側の要求が、受け取った側の大臣のもとですべて実現している」。真相究明への論戦に、他党の議員からも「よく調べているね」「第2弾は?」と声が掛かりました。

 

桜を見る会、官房機密費など、「しんぶん赤旗」がスクープを放ったとき、野党の仲間は驚いた顔をして「御党の調査能力には脱帽」「どこから情報が届くの?」と。いや、私もびっくりしているんですよ(笑)。情報提供者を守るところも、この党が信頼を寄せられているところ。

 

2015年、衆議院に企業団体献金の完全禁止法案を提出したときは感無量でした。今度は、これを可決できる勢力に躍進を遂げたい。清潔な政治の実現へ、総選挙がんばります。(しんぶん赤旗 2021年8月29日)

【プロフィール】

田村貴昭衆院予定候補(60)

衆院議員(2期)、党国会議員団農林水産部会長、環境部会長

赤旗「水曜随想」 「私が総理の立場だったら」/田村貴昭 衆院議員

185782587_3308508055918826_7042901151001473707_n「私が総理の立場だったら」

 

国民のみなさん。新型コロナウイルスのやっかいなところは、無症状の感染者が無意識のうちに感染を広げることです。政府として、これまでの取り組みを改め、検査と調査を広く実施します。駅、繁華街、福祉施設などで、PCR検査を行います。もちろん無料です。ぜひ協力してください。

 

「でも、陽性だったら仕事を失う」「収入が減り、家族はどうなるのか」などの不安を抱かれる方も多いと思います。感染の有無を問わず、生活や経営が苦しくなった方へ、政府が責任をもって減収補填(ほてん)します。病院への支援を行い、医療体制を全力で拡充します。

 

コロナ対策は、国民の理解と協力が欠かせません。自粛や時間短縮を呼びかける以上、補償をセットで進めます。

 

コロナ禍において、とりわけ一人親世帯、女性、学生、非正規で働く人たちが苦しんでいます。この機会に労働法制を見直し、正規雇用が当たり前の社会に切りかえ、学門を引き下げます。

 

東京オリンピックの開催はかえって感染を広げ、医療体制を逼迫(ひっぱく)させます。速やかに中止の決定を行います。

 

医療や社会保障の大切さを世界中の人々が感じています。軍事を増強するより、税金を命と生業(なりわい)を守る対策に優先的に充て、それを国際協調とするために、日本国政府として各国に呼びかけます。

 

こうして、一日も早い感染収束と安心の日常を取り戻します。

 

 

(菅総理、やるべきことをやってください。いますぐに)

しんぶん赤旗 2021年5月12日

赤旗「水曜随想」 森会長、お辞めなさい/衆議院議員 田村貴昭

無題 「森は辞めよ」。いまに始まった話ではない。森喜朗氏が首相の時に、日本は「天皇を中心としている神の国」と言い放ち、内閣支持率は急落。高まる国民の「辞めろ」の声に、同じ姓の森さんが当惑したことを思い出す。
 
 森氏の暴言・放言は枚挙にいとまがないが、今回の「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」「女性の発言時間を制限する必要がある」に至っては言語道断、アウト!だ。女性蔑視、女性差別に加え、黙っているのが「わきまえている」との物言いは、民主主義の根幹にかかわるもので、およそ東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の資格はない。
 
 国内はもとより世界から抗議の声が大きく広がっている。にもかかわらず、菅首相は動かず、二階幹事長に至っては、ボランティア辞退続出に「瞬間的」「また新たなボランティアを募集する」と言いたい放題。全く事の重大性がわかっていない。情けないことに二階氏の両隣にいる女性国会議員は、じっと立っているだけ。自民党、だめじゃこりゃ。
 
 日本は男尊女卑の国、ジェンダー平等に理解がないと思われたら大変だ。声を上げよう、挙手をしよう。「私は発言します」
 
 森氏のお孫さんが猛烈に怒っていて、寝られずに会社も休んだという。森氏に電話で「『すぐ辞めて。おじいちゃんが辞めなければ、私が会社を辞める』と」(「毎日」7日付)
 
 お孫さん、会社の会議で発言できないじゃないか。それとも女性は孫娘であっても、黙っていろということか。
 
 身内まで不幸をもたらした。森会長、お辞めなさい。(しんぶん赤旗 2021年2月10日)

赤旗新年あいさつ 「国会論戦も選挙も全力」  田村貴昭衆院議員

田村議員②DSC_0136_1 「持続化給付金が下りない。もう店を閉めるしか…」――切実な相談が寄せられ「すぐに決定せよ」と年末まで中小企業庁と折衝。一方で「GO TO」に固執し、コロナ対策で間違いを繰り返す菅政権。もう任せられんばい! 怒りの年越しです。
 
 命、健康、生業を大切にする政治の転換へ。政権交代で果たします。“桜に卵”相も変わらぬ自民党の金権腐敗と反省なき政治の私物化。清潔な日本共産党の躍進で一掃しましょう。
 
 地球温暖化によって大災害がもたらされ、ウイルス感染症の大もとにあるのは人間による開発。SDGsの実践を求め、いまこそ資本主義の業をたださなければ。正念場の年です。国会論戦も選挙戦も全力でがんばります。(しんぶん赤旗 2021年1月5日)