禁止条約参加の政府へ 野党共闘で変えよう 田村衆院議員訴え 長崎

禁止条約参加の政府へ 野党共闘で変えよう 田村衆院議員訴え 長崎 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月20日、長崎県諫早市と長崎市で街頭演説を行い、「まともな政治を取り戻すため、衆院選で野党連合政権を実現しよう」と呼びかけました。
長崎市内の繁華街では、田村氏とともに安江あや子衆院長崎1区予定候補も訴え、日本民主青年同盟の県委員長が応援演説をしました。
田村氏は今月8日、核兵器禁止条約批准が盛り込まれた、市民と野党の画期的な政策合意が成立したと語り、「菅政権は核兵器を廃絶する気もない。野党共闘で禁止条約に参加する政府に代えていこう」と呼びかけました。
「しんぶん赤旗」に「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」を評価する戸田清・長崎大学教授の談話が掲載されたことを紹介し、「長崎から『地球守れ』の声を上げ、地球温暖化を防ぐため全力投球の共産党を押し上げてください」と訴えました。
安江予定候補は、子育て中の母親の「将来が見えない中で子育てが不安」との声に「コロナ禍の中で自己責任を押し付けられながら頑張っている。政権交代で国民の命と暮らしを守り抜く政治に」と力を込めました。
通りがかり、演説を聞いていた女性(20)は「ジェンダー平等の政策を掲げ、LGBT問題に切り込んでくれている所がいい」と共産党への期待を語りました。民青委員長の勧めで、女性は、その場で民青同盟に加盟しました。(しんぶん赤旗 2021年9月22日)