暮らし守る願い共産党に 九州・沖縄いっせい宣伝 田村衆院議員訴え

九州・沖縄いっせい宣伝で朝宣伝をする(右から)田村、高瀬両氏=18日、北九州市小倉南区 九州・沖縄8県の日本共産党は4月18日、いっせい宣伝を行い、北九州市小倉南区では田村貴昭衆院議員と高瀬菜穂子県議、地域の党員らが訴えました。
 
 田村氏は、暮らしを圧迫している物価高騰に対する党の緊急経済対策を紹介。「何もかも値上げの昨今。いまこそ5%への消費税減税を」と述べ、消費税減税に向き合おうとしない岸田政権を批判。年金引き下げや高齢者の医療費自己負担拡大の中止など物価高騰への対策が参院選の争点だと語り、「暮らし守れの皆さんの願いを日本共産党の躍進につなげてほしい」と力を込めました。
 
 高瀬県議は、ロシアのウクライナ侵略を批判し、蛮行を許さない国際秩序をつくろうと述べ、「憲法9条の精神こそ大切にされなければいけない」と強調。軍事対軍事の主張を強める自民党や維新の会を批判。「戦争反対を100年貫いてきた日本共産党に平和への思いを託してほしい」と呼びかけました。
 
 党外からイラストレーターの女性(56)が応援演説。「以前は『日本共産党』の名前が怖かった」が、国会の動きを知るなか党が真実を訴えていると知ったと述べ、「ビラを読み、考えてもらえば(政治が)おかしいと分かる」「日本が暮らしやすくなるよう一緒に考えよう」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年4月19日)