農業基盤の強化必要 JAと田村氏が懇談 福岡

13日 JA福岡と懇談 (2) 日本共産党の田村貴昭衆院議員は6月13日、福岡市のJA福岡中央会を訪ね、乗富幸雄会長、松下克弘専務理事と懇談しました。倉元達朗・福岡市議が同席しました。
 
 田村氏は、「食料自給率は上がらず、飼料も肥料も外国頼み。(ウクライナ侵略を通じ)日本の農政の根幹が問われています。生産現場の状況をうかがいたい」と話しました。
 
 同県みやま市でコメ作りをする乗富会長は、「本当にコメの値段が安くて経営は赤字。国土保全のためにやっているようなもの。地域の草刈りなどは公共事業ではできない」と語りました。
 
 5年間水張りしない畑作転用水田への交付金の削減に対して出席者は「水張りするまでの苦労を知らない」と首をひねり、本来、畑作に向かない水田での畑作の農家の努力や、水路管理の苦労、水田の地下水かん養機能などが語られました。
 
 低すぎる食料自給率や、政府のコメ消費を増やす取り組みの欠如、子ども食堂での農作物の活用の他、電力や水道などの新自由主義に基づく規制緩和などで意見が交わされました。
 
 田村氏は、世界的な食料危機の拡大に触れ、「今、やはり農業基盤を強化しなければ解決できない状況になっている」と述べ、紛争の外交的解決や食料自給率向上への決意を述べました。(しんぶん赤旗 2022年6月16日)