堀江県議予定候補「カジノ中止」 3市議予定候補も訴え 長崎

声援に応える(左から)田村、堀江の各氏と内田市議団長=12日、長崎市 長崎県の日本共産党南部地区委員会は2月12日、田村貴昭衆院議員を迎え、統一地方選勝利をめざす演説会を長崎市内3カ所で開きました。堀江ひとみ県議予定候補=現=と内田隆英、中西あつのぶ、大石ふみきの長崎市議予定候補=いずれも現=が決意を表明しました。
 
 田村氏は、長射程ミサイル部隊の九州・沖縄への配備検討など、「戦争になれば九州が攻撃の的になってしまう」と指摘し、「戦争か平和かの分かれ目。地方選での共産党の勝利を」と訴えました。

 
 堀江氏は「カジノで使う10億で18歳までの国保の均等割の廃止(9億)が実現できる。カジノ・石木ダムの中止、農業・漁業、中小企業支援、新幹線よりバスを増やせ、これを言える私を何としても県議会に送ってほしい」と訴えました。
 
 市議選(定数40)をたたかう内田氏は「給食費」「子どもの国保税」「子ども医療費窓口払い」の三つのゼロの実現を訴え、中西氏は市議会で、核兵器禁止条約への参加を国に求める意見書を議決したことを紹介。大石氏は100年に1度と言われる大型事業に税金をつき込む市政を批判しました。(しんぶん赤旗 2023年2月14日)