インボイスは延期を 福商連と田村衆院議員懇談

(3日) 福商連三役との懇談 日本共産党の田村貴昭衆院議員は7月3日、福岡市内で、福岡県商工団体連合会(福商運)の三役と懇談し、要望を聞き取りました。
 
 懇談では、労働保険事務組合として利用する業務支援システムへのサイバー攻撃によるマイナンバーを含む個人情報漏えい、損害賠償への懸念が出され、インボイス制度実施延期を求める運動の課題では今後の運動の共同などについて意見を交わしました。
 
 田村氏は、マイナンバー制度を巡り「政府は絶対矛盾に陥っている」とのべ、特に保険証廃止をあげ、「総選挙でも争点になる」と力説。インボイス制度では、福商連などのたたかいが母体となり、フリーランスなどによる「STOP!」の運動に広がり、「確実に国税庁と財務省を追い詰めている」と激励しました。
 
 岸田自公政権による大軍拡・大増税で田村氏は、「暮らしと営業を守るために大軍拡とのたたかいを並行して行わなければならない」と訴えました。
 
 ほかにも、保険証廃止で保険料滞納による役所の窓口相談の対応がどうなるかなどの不安が出され、田村氏は「問題意識を持っていきたい」と答えました。(しんぶん赤旗 2023年7月5日)