衆院比例候補駆ける/田村貴昭さん(現) 九州・沖縄(定数20)

tamuraインボイス中止 先頭に
 
 衆院の財務金融、農林水産、災害対策特別委員会の3委員会を担当し、質問回数はトップクラスです。消費税インボイス制度は中止を求めて20回の質問を重ねてきました。
 
 中止を求める建設職人、商工業者はもちろん、フリーランスや俳優・声優の声を国会で代弁し他の野党にも働きかけて市民と野党の共同をリード。演説会では「最大の物価高騰対策は消費税引き下げ。新たな増税となるインボイスは中止すべき」だと力を込めます。
 
 訴えを聞いた熊本県商工団体連合会の山本寛幸会長は、建設業者がインボイス登録の手続きが遅れたとして元請けから罰則的に仕事を減らされたケースがあると紹介。「中止に追い込まなければ生きる道がない」と述べ、田村氏の活動に期待を示しました。
 
 先の通常国会では軍拡財源法の審議で岸田政権の大軍拡・大増税を追及、閉会後も佐賀空港へのオスプレイ配備など基地強化の現場を調査しました。
 
 青年とタイアップして各県で最低賃金引き上げを求めて労働局と交渉、7月に九州各地を襲った水害では直ちに現地入りするなど全九州を駆け巡っています。「国民が苦しむなか軍事費倍増などもってのほか。総選挙で岸田首相を退陣に追い込もう」と呼びかけます。
 
【プロフィール】たむら・たかあき 1961年生まれ。北九州大学卒業。北九州市議2期。2014年に衆院議員当選、現在3期目。(しんぶん赤旗 2023年7月22日)