花農家に「イモ作れ」!? 農業の有事立法許さない/じゃけー共産党 大平・田村氏ら語る

20231020021364 日本共産党の大平よしのぶ衆院中国比例予定候補は10月19日夜、司会を務めるユーチューブ番組「じゃけー!日本共産党」をライブ配信し、農業問題をテーマに田村貴昭衆院議員(党国会議員団農水部会長・衆院九州・沖縄比例予定候補)、垣内京美同中国比例予定候補、農業者と語り合いました。
 
 九州から広島に駆け付けた田村さんは、熊本産のミニトマトや果物をスタジオに持参し披露。党の食料・農業・農村基本法見直しプロジェクトチーム事務局長としてまとめた提言の内容を説明しました。
 
 岸田政権が進める大軍拡に回すため農業予算がさらに削られるとのべ、「戦争する国づくりで花の農家にイモを作れと命じる農業の有事立法検討まできている。大平さん、垣内さんとともに国会で政治の逆立ちをただそう」と力説しました。
 
 広島県三次市の農家の男性は、災害時の収入減を補う収入保険で、肥料代や資材高騰などの経費がかさんでも所得の減少がカバーできないため「所得補償の制度がほしい」と要望しました。
 
 コメの産直をしている三次市の伊藤芳則市議は、学校給食に地元野菜の提供を働きかけてきました。「議会で学校給食無償化を求めたら保守系の議員も同じ質問をした。一緒に取り組みたい」と話しました。
 
 垣内さんは大平さんと農民運動全国連合会の長谷川敏郎会長を訪問した経験を紹介。「農家の声を聞き農業の位置づけを国民全体のものにしてたたかう展望を得た」と表明しました。(しんぶん赤旗 2023年10月21日)