消費税減税に全力 田村議員が福岡で訴え/軍拡より被災者支援 福建労旗開き

「消費税引き下げに全力をつくす」と表明する田村氏(中央)=9日、福岡市内 福岡県建設労働組合は1月9日、福岡市内で新春旗開きと執行委員会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員が駆けつけ、来賓あいさつしました。
 
 隈本正継・執行委員長は、年始におきた災害や事故にふれ、「軍拡に回すお金があるなら被災者に手厚く支援し、さらに社会保障などに予算を使うべきだ」と話し、「ことし1年間の思いを新たに頑張っていきましょう」と呼びかけました。
 
 田村氏は、「能登半島地震の被災者は厳冬の中、ビニールハウスや車中泊で過ごしている。一方で来年度の軍事費予算が1兆2千億円になる」と指摘し、「戦争をする国づくり」をすすめる岸田政権を批判。「物価高騰の中、建設資材やガソリンも値上げされ、引き下げのための税金投入は企業だけが利益を上げている。資材や消費税の引き下げに全力を尽くしていく。要求実現に向け、たたかっていこう」と訴えました。(しんぶん赤旗 2024年1月12日)