総選挙勝利へ田村候補北九州/雇用・営業で対話広げ/がんばる比例候補

「赤旗」購読を訴える日本共産党の田村貴昭衆院比例候補(右)=2009年3月30日、北九州市

 四月、五月の解散・総選挙の可能性が強まるなか、衆院九州・沖縄ブロックでの比例二議席の獲得と、得票目標・六十五万票の実現めざし、日本共産党の各比例候補は支部や後援会の動きの先頭にたって三月最終の週末、街頭演説や広い有権者との対話で、党の姿、理念などを精力的に語りました。

 日本共産党の田村貴昭衆院比例候補は3月30日、北九州市小倉北区で活動する党南小倉支部の事務所を訪れ、党員たちを激励しました。同時に、自らも「赤旗」購読の訴えを兼ねて対話。市民二人が日曜版を購読しました。

 「赤旗」読者が増えることは、党員が増えることとあわせて衆院選挙勝利の必須の条件。二月には二人を支部に迎え入れました。

 支部は二千二百票の得票目標の達成に挑んでいます。亀井幸隆支部長と一緒に地域に入った田村候補は、「赤旗」の魅力を語りながら、「衆院九州・沖縄ブロックで二議席獲得に全力をあげているが、その保障が『赤旗』読者になってくれる人が増えること。企業・団体からの献金も政党助成金も受け取らない日本共産党は、『赤旗』購読料が私たちの活動資金ともなっており、ぜひ読者に」と訴えました。

 対話では、住民たちの関心事である西松違法献金疑惑、雇用・仕事、「派遣切り」問題などで話が弾み、「共産党は、企業・団体から政治献金をもらわなくてもちゃんと活動しているのに、自民党や民主党などができないのはおかしい」との声が寄せられました。

 また、建設業を営む業者たちの「この三月から仕事があるのは一日おき。何とかならないか」との訴えに対し、田村比例候補は「九州・沖縄ブロックで私を含めた二人を国政に送り出していただいた力で、建設業者の営業とくらしを守るためにがんばりたい。そのためにも党への支援をお願いしたい」と訴えました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年4月1日)