被爆地から〝原発ゼロ〟 長崎市で小池氏迎え演説会


会場いっぱいの参加者


牧山隆衆院長崎1区予定候補と石川悟衆院長崎4区予定候補も決意表明

 日本共産党長崎県委員会は6月2日、小池晃政策委員長を迎えた演説会を長崎市の長崎市民会館で開きました。一般紙での初の広告紹介に、「新聞を見ました。参加したい」と電話での問い合わせもあった演説会。数十人の青年など多くの参加者がつめかけました。

 小池氏は、「財界いいなりの政治をやめさせ、消費税増税をストップさせよう」と訴えました。佐世保など米軍基地や環太平洋連携協定(TPP)の問題にふれ、「アメリカいいなり政治」の根源にある日米安保条約をなくせばどういう展望が開かれるかを解明。参加者は衆院九州・沖縄比例ブロックで2議席をとの訴えにひときわ大きな拍手でこたえました。

 田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は、「ノーモア・ヒロシマ、ナガサキに加え、ノーモア・フクシマも訴えたい」とのべ、原発から自然エネルギーの道にすすんでいこうと呼びかけました。

 仁比聡平参院比例候補は、「日本共産党に入って一緒に力を合わせてほしい」と呼びガけました。

 中村法道知事の初めてのメッセージが紹介され、石木ダム建設絶対反対同盟の岩下和雄会長があいさつしました。(しんぶん赤旗 2012年6月3日)