馬毛島に基地はいらない 西之表で田村比例候補が講演 鹿児島

 日本共産党鹿児島県熊毛地区委員会は6月18日「種子島北部の西之表市に田村貴昭衆院比例九州・沖縄ブロック候補を迎え講演会を開きました。

 田村氏は、電気紙芝居を駆使して、消費税に頼らず社会保障の充実と財政再建を進める党の「提言」をはじめ、原発再稼働問題、馬毛島(まげしま)の米軍基地化問題などについて縦横に話しました。

 野田内閣が大飯原発の再稼働決定をしたことに「ノーモア・フクシマ」の願いに背く暴挙と批判し、原発の再稼働は絶対に許さないと訴えました。

 さらに、全国でも高い西之表市の介護保険料の実態を指摘。消費税増税では福祉も景気も悪くなるだけだ、消費税大増税法案の廃案を求め世論を高めようと呼びかけました。

 演説会に姉妹で初参加した古田里美さん(27)、陽子さん(25)は「馬毛島の米軍基地は騒音などが心配。ない方がいい」と声をそろえました。農業を営む陽子さんは「TPP(環太平洋連携協定)は農業を破壊するイメージがあるので反対です」と話しました。(しんぶん赤旗 2012年6月20日)