TPPで悪影響 田村候補が鹿屋商議所と懇談

 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は7月25日、鹿児島県鹿屋市の鹿屋商工会議所を訪ね、懇談しました。柴立俊明党大隅地区委員長が同席しました。

 西村龍一専務理事は消費税増税について、生活にかかる食料品などは据え置いてほしいとのべ「増税で経済がよくなるのか」と懸念を示しました。またTPP(環太平洋連携協定)参加問題では「この地域の畜産業に大きな影響が出る」と反対を表明。田村氏はTPP参加で県内の農業生産額の影響が1800億円に上るとし「TPP参加反対に力を尽くす」とのべました。

 田村氏は懇談に先立ち、衆院5区の野口ひろし候補とともに鹿屋市で開かれた「囲むつどい」に出席。九州北部豪雨調査や福島の仮設住宅訪問など被災者救援活動を報告。消費税増税やTPP参加、原発再稼働問題などついて党の主張と展望を語り「ぜひ入党して政治を良くする綱引きの綱に手を添えてほしい」と訴えました。

 「つどい」の後、2人が入党しました。(しんぶん赤旗 2012年7月27日)