オスプレイいらない 安保破棄の声、全国に

 オスプレイ沖縄配備に反対する集会が10月21日、福岡市中央区須崎公園で開かれ300人が集まりました。代表団はアメリカ領事館を訪れ、オスプレイ配備撤回を申し入れました。

 沖縄県東村高江の「ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐真次氏と山口県岩国市の「住民投票を力にする会」の吉岡光則氏が、米軍基地反対のたたかいを報告しました。

 伊佐氏は「沖縄県民はB52や毒ガス基地を撤退させた歴史をもっている。沖縄からも全国からもオスプレイ配備反対の声をあげ、押し返そう。基地撤去、安保廃棄の声を全国に広げよう」と呼びかけました。

 吉岡氏は、米軍再編で岩国基地が強化されてきたところにオスプレイが配備され、「市街地上空は飛ばない」という日米合意などは全く守られていないと告発しました。

 集会後、中央区天神地区をデモ行進。「オスプレイはいらない」「沖縄配備反対」とアピールしました。日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補と、比江嶋俊和福岡1区、倉元達朗同2区、川原康裕同3区、山下登美子同11区の各予定候補らが参加しました。(しんぶん赤旗 2012年10月22日)