原発のない日本つくろう 各地で3・11集会・デモ 北九州集会で1500人の市民が参加

さよなら原発3・11北九州集会 「核エネルギーよりも自然エネルギーを使いたい」と北九州市小倉北区で3月11日、「さよなら原発!3・11北九州集会」(主催・同実行委員会)が開かれ、1500人の市民が参加しました。
 
 「原発はただちに廃炉、安全な社会、事故のない社会をつくりましょう」と棚次奎介実行委員長があいさつ。原発事故避難者の男性がスピーチし、転勤を余儀なくされ、200年続いた実家の旅館も途絶えさせた、と苦しみを語りました。弁護士、生協、労働組合、看護学生らが次々に登壇、原発のない社会を、と訴えました。
 
 国会報告に立った日本共産党の田村貴昭衆院議員は、野党共同で「原発ゼロ基本法案」を提出することになったと法案内容を紹介し、「野党で足並みをそろえ必ず実現する」と力強く決意表明をしました。
 
 多くの若い仲間と参加した関門港湾労働組合協議会事務局長のは、「今回は参加者が多くて市民の関心の高さを感じました。若い人が多かった」と語りました。参加者は集会後に小倉駅までデモ行進を行い市民にアピールしました。(しんぶん赤旗 2018年3月13日)