消費税増税の害を告発 田村衆院議員が報告 佐賀・鹿島

鹿島演説会=23日 (2) 佐賀県の日本共産党西部地区委員会と鹿島市委員会は2月23日、田村貴昭衆院議員と大森ひとし参院佐賀選挙区予定候補を迎え、鹿島市で日本共産党国政・市政報告会を開きました。
 
 田村議員は安倍政権の狙う消費税増税で経済がさらに冷え込むことを、8%への増税時の購買力のグラフを示して解説。「『増税分を国民に還元する』と安倍首相は言うが、それなら増税をしなければいい」と批判しました。さらに「憲法、立憲主義が分かっていない安倍政権に憲法を変えさせるわけにはいかない」と訴えました。
 
 松尾まさ子市議は、市議会で子どもの医療費の補助や高齢者医療費の軽減に取り組んできたと報告。「自民党政治が地方に圧力をかけ、国いいなりの市になっている。そんな市政では市民の暮らしは守れない。私がみなさんのくらしの守り手に」と訴えました。
 
 鹿島市から参加した女性(80)は「消費税の10%への増税はくらしに負担がかかるからやめてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年2月27日)