政権代え消費税5%に 田村議員あいさつ 福岡県各界連が県民集会

コロナ禍の今こそ消費税減税をと訴える(左から)田村、野田両氏=1日、福岡市 消費税廃止福岡県各界連絡会は10月1日、福岡市で「10・1怒りの県民集会」を200人超の参加で開きました。政党から日本共産党の田村貴昭衆院議員、立憲民主党の野田国義参院議員が駆け付け、あいさつしました。
 
 岩下幸夫代表世話人は、市民連合と野党4党の共通政策に消費税減税が盛り込まれたことをあげ、「政権交代で消費税減税を実現しよう」と呼びかけ。福商連、県労連、福建労、医労連、新婦人の5団体が発言しました。
 
 田村議員は自民党の新総裁に選出された岸田文雄氏の役員人事について、「安倍政権の時に消費税を2回増税した当事者ばかりだ」とし、次の総選挙で与野党逆転させようと訴え。「コロナ禍の今こそ消費税を5%に減税にするしかない」と力を込めました。(動画はコチラ)
 
 野田議員は、消費税5%への時限的な税率引き下げなどを掲げた公約を紹介し、「みなさんと力を合わせて頑張っていきたい」と訴え。山内康一衆院議員がメッセージを寄せました。
 
 参加した自営業者の男性(73)は、「コロナで売り上げが減った上に消費税は負担だ」と窮状を話しました。
 
 集会アピールでは、野党共闘の成功、国民の命と暮らし・中小業者の営業を守る政治の実現に力を合わせようなどと呼びかけ、参加者らの大きな拍手で採択されました。(しんぶん赤旗 2021年10月3日)