救済のためにも政権交代 水俣病被害者と懇談 田村衆院議員

LINE_ALBUM_20210930水俣不知火患者会_211002_4 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月30日、熊本県水俣市で、水俣病未認定患者団体「水俣病不知火(しらぬい)患者会」とノーモアーミナマタ第2次訴訟原告団」のメンバーと懇談しました。松岡勝党県委員長、野中重男党南部地区委員長が同席しました。
 
 水俣病公式確認65年の今も救済を求める裁判が続いています。
 
 国会で水俣病の問題を取り上げてきた田村氏は、救済に背を向け被害者を切り捨ててきた自公政権を批判。「救済に向け引き続き力を注ぐ」と決意を語りました。
 
 松岡氏は、野党共闘が発展していることにふれ、県委員会が出した水俣病被害者の救済を柱とする重点政策を、県内野党の共通政策となるよう取り組んでいくと報告しました。
 
 参加者からは「患者は高齢化し、一日一日を懸命に生きている。一日も早く解決してほしい」「『水俣病の問題を終わらせるには共産党が躍進しないとだめ』と地元の患者にお願いをしている」との声が寄せられました。(しんぶん赤旗 2021年10月2日)