北九州市長選 暮らし応援の市政へ ながた候補が決意表明 市民集会

支援者とグータッチを交わすながた候補=9日、北九州市戸畑区 (3) 22日告示(2月5日投開票)の北九州市長選でながた浩一予定候補(57)=無所属新、日本共産党推薦=の勝利を目指す市民集会が1月9日、同市戸畑区で開かれました。約150人が参加し、オンラインの42会場で約200人が同時視聴しました。日本共産党の田村貴昭衆院議員があいさつしました。
 
 ながた予定候補は、下関・北九州道路など大型開発を止め、市民の暮らし応援の市政に切り替えると決意表明しました。2050年までに市の二酸化炭素排出をゼロにし3万人の雇用をつくる政策などを説明。「市長の姿勢を変えれば北九州市を大きく変えることができる」と強調しました。
 
 田村氏は、岸田政権の大軍拡・大増税を批判。物価高騰に対して賃上げや市民負担引き下げを訴え、「岸田政権退場、そして新しい国民本位の政治の実現。それを切り開くのは北九州市長選だ」と力を込めました。
 
 八幡市民会館の活用を求める市民や福建労、民商、新婦人、うたごえの有志、日本共産党のまじま省三、いなつき昌子、山口りつ子各県議予定候補が発言。市の区域区分見直しに反対してきた自治会長の男性は、「こんな問題が起きる原因は、市長が市民ではなく中央の方を向いているからだ。新しい市長を誕生させよう」と語りました。(しんぶん赤旗 2023年1月10日)