矢部川堤防抜本改修を 田村衆院議員が調査・懇談 松崎市議・古賀予定候補同席 福岡・八女

矢部川の豪雨被害の現場を視察する(左から)古賀候補、田村、松崎両氏=9日、福岡県八女市 日本共産党の田村貴昭衆院議員は4月9日、福岡県八女市で矢部川の堤防改修について住民と懇談しました。松崎辰義市議、古賀くにひこ市議予定候補が同席し、現地を調査しました。
 
 同市を流れる矢部川では、2012年7月の九州北部豪雨により堤防に亀裂が入り部分的補修はされているものの、抜本的な改修がされていません。地域住民からは「改修が進まない」「また大雨が降るとどうなるか」など、不安の声が寄せられています。
 
 懇談会には、地域役員ら30人が参加。「内水氾濫」対策や、川底のしゅんせつ、監視カメラの増設を求める声があがりました。また、川の合流部での渦巻きによる堤防の損傷が報告されました。
 
 田村氏らは、今後、国土交通省に働きかけ、地域住民とともに抜本改修に向けた取り組みを進めることを確認しました。(しんぶん赤旗 2023年4月13日)