「悪法止めよう」 田村衆院議員訴え 各地で国政報告会

福岡・水巻町
 
八戸遠国政報告会③ 日本共産党の田村貴昭衆院議員は5月28日、福岡県水巻町で、岸田政権を解散に追い込み、総選挙で勝利しようと党八幡・戸畑・遠賀地区委員会が開いた国政報告会で訴えました。
 
 田村氏は、政府が有事の際に農家にイモやコメなどの作付けを強制する法制度を検討している問題や、『軍拡財源法案』を巡る国会での党の追及や与野党の攻防を紹介。次の総選挙で最大の争点となる「大軍拡・大増税を許さないたたかい」を一緒に進めていこうと力を込めました。
 
 統一地方選で当選した水巻町の岡田選子、井手幸子、芦屋町の川上誠一、岡垣町の平山正法の4町議が公約実現や総選挙勝利に向けた決意をのべました。
 
 約150人が参加。質疑応答では、支持者から「なぜ政党助成金を受け取らないのか」や、野党共闘の状況についての質問があり、田村氏はていねいに答えました。
 
 参加した元教員の男性(73)は、教え子を再び戦場に送らない教員時代のたたかいを振り返り、「『戦争する国づくり』を許さず、頑張っていきたい」と意気込みました。
 
 
佐賀市
 
26日 佐賀県委員会で国会報告 日本共産党の田村貴昭衆院議員は5月26日、佐賀市内で国政報告会を開きました。
 
 田村氏は自民、公明党などが衆院で可決した軍拡財源法案について、「GDP比2%は安倍政権のときですらやらなかったこと。手当たり次第にお金を集め、国立病院の積立金もむしり取る。コロナ禍でかけがえのない役割を果たしてきた医療従事者の待遇改善や施設改修のために使うお金であり、軍事費に使っていいお金ではない。こんなひどい内閣はない」と岸田政権を批判しました。
 
 さらに入管法改悪など悪法強行に手を貸す維新の会や国民民主党などの姿勢も批判。「自民党政治をただせるのは共産党です。来たるべき総選挙のために党勢拡大に大いに取り組みましょう」と呼びかけました。
 
 参加者からは統一協会の動きなどについて質問がでました。(しんぶん赤旗 2023年5月30日)