異次元の大軍拡を批判 真正面から反対の共産党躍進を 田村比例予定候補が国政報告会 大分

2023060503257 日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)は6月3日、大分市での「国政報告会」で講演しました。長射程ミサイルのための大型弾薬庫建設が狙われる陸上自衛隊大分分屯地周辺の住民らも参加して会場は満杯となりました。田村氏は「国民の世論と運動で岸田政権を解散に追い込み、日本共産党の勝利、躍進を」と訴えました。
 
 田村氏は、岸田氏親族による官邸私物化についてのマスコミの批評も紹介。「異次元の親ばか総理は異次元の少子化対策を掲げたもののその財源を示せず、異次元の大軍拡にはお金を注き込もうとしている」と述べ、政治の暴走と5年間43兆円の大軍拡を批判しました。
 
 国会で審議中の「軍拡財源確保法案」について、「全国の国立病院の積立金422億円を国が『召し上げ』、命を守るべきお金を戦争の準備に使おうとするものだ」と厳しく指摘。大分分屯地の大型弾薬庫新設について「米国のいいなりに大量に購入した敵基地攻撃用のミサイルを、保育所から小学校、大学まである住宅地のど真ん中に持ってくるなど絶対に許されない」との訴えに大きな拍手が起きました。
 
 田村氏は、「軍拡のための財源をどうするかでなく、憲法違反の大軍拡そのものに真正面から反対しているのは共産党だけです」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2023年6月6日)