福商連事務局交流会 インボイス中止へ「正念場」 田村比例予定候補が講演 福岡

消費税減税・インボイス中止を訴える田村=13日、福岡県久留米市③ 日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)は9月13日、福岡県久留米市内で、福岡県商工団体連合会(福商連)が開いた「第20回福商連事務局員交流会」に講師として招かれ、インボイスをめぐる国会情勢について講演しました。
 
 田村氏は、物価対策に無策な岸田自公政権を批判。やるべきは消費税減税、賃金引き上げであり、10月のインボイス制度の実施は「言語道断だ」と訴えました。36万人超のインボイス中止を求める署名や国会での論戦などで政府は追い詰められているとのべ、中止に向け「ここが正念場であり、切り開いていこう」と呼びかけ。大軍拡や財源をめぐる問題では、多くの国民が反対しているとし、「私たちの運動が政治を動かしている」と力を込めました。
 
 交流会は、総会方針の推進、事務局活動の改善などを目的に12日から2日間開催。県内25の民主商工会の事務局員ら約60人が参加し、憲法やインボイス制度、建設業界をめぐる情勢の三つのテーマごとに講師を招き学び合い、交流しました。(しんぶん赤旗 2023年9月15日)