平和大会開催まで1カ月 実行委がシンポなど企画検討

 「なくそう!日米軍事同盟・米軍基地 2023年日本平和大会in鹿児島」(11月11、12両日)の開催まで1カ月と迫った10月11日、第5回実行委員会をオンラインで開催し、開会集会、「学びと交流の広場」、分科会、国際シンポジウムなど企画を検討しました。
 
 開会あいさつで安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、岸田政権による「戦争国家づくり」をめぐる情勢を報告。国が沖縄・辺野古新基地建設で、設計変更承認の代執行に向け福岡高裁那覇支部に提訴したことに対し、自治体の権限を国が力ずくで奪う地方自治と民主主義を蹂躙(じゅうりん)するものだと批判し「戦争する国づくり、南西諸島の軍事要塞(ようさい)化、辺野古新基地建設が強行されようとするなかで、鹿児島で開かれる平和大会を参加者を広げ成功させよう」と呼びかけました。
 
 初日の開会集会の「沖縄・九州・全国のたたかいの交流」では、軍事要塞化が狙われる沖縄・南西諸島などのたたかいを映像やナレーションも交えて報告。▽自衛隊での人権侵害▽若者憲法集会などの若者の取り組み▽沖縄・南西諸島での基地強化反対▽佐賀空港のオスプレイ基地化反対▽大分の弾薬庫建設に反対▽馬毛島の軍事基地化反対など鹿児島県のたたかい―を市民・住民団体などが発言します。
 
 日本共産党の田村貴昭衆院議員が参加し、開会集会であいさつすることが報告されました。(しんぶん赤旗 2023年10月12日)