雇用破壊に団結、反撃/第80回メーデー各地で

 5月1日は、一九二〇年の第一回以来、八十回目のメーデーです。九州・沖縄各地でも、「なくせ失業と貧困」「ストップ海外で戦争する国つくり」などをメーンスローガンに掲げて、集会とデモ行進が行われました。

北九州 田村比例候補「外需頼み転換」

 北九州市では、小倉城天守閣前(小倉北区)で、「第八十回北九州統一メーデー」を開催。

北九州統一メーデー=2009年5月1日

 七十四団体・千人が参加しました。参加者は2カ所の公園に集合後、式典会場へ向かって、「雇用を守れ」「核兵器なくせ」と唱和しデモ行進しました。

北九州統一メーデー=2009年5月1日

北九州統一メーデー=2009年5月1日

 中山和彦実行委員長(北九州地区労連議長)は「北九州市でも青年が大企業の横暴に立ちあがり、新たな労働組合を結成している。働く者の団結を基底にして、『百年に一度の不況』に対抗して、『百年に一度の大闘争』を、団結を呼びかけたい」と訴えました。

 元派遣労働者の青年(25)もが登壇。青年は日産九州工場で派遣労働者として働き、契約期間を半年残して解雇されました。その後、労働組合に加入。「派遣会社と団体交渉し賃金をかち取ることができた」ことなどを紹介すると、ひときわ大きな拍手がわきました。

 日本共産党の田村貴昭衆院比例候補は、十三兆円も内部留保がありながら「派遣切り」をすすめるトヨタ九州なと大企業の不当性を指摘。輸出大企業応援で外需頼みの経済から内需頼みの経済へ転換させる党の経済対策を紹介しました。

福岡 仁比参院議員「政治変えよう」

 「第八十回福岡県中央統一メーデー」が福岡市の繁華街・天神中央公園で開かれ、110団体から千人が参加しました。

 ことしは、政府・財界の雇用破壊の無法に対して、福岡県でも日産苅田工場で非正規労働者がJMIU派遣分会を結成するなど社会的反撃が広がる中で迎えました。

 
梅野肇県労連議長は実行委員長あいさつで「大企業の社会的責任を追及し、これ以上の首切りを許さないたたかいを強めましょう。なくせ失業と貧困、労働者派
遣法の抜本改正、大企業中心から国民本位の政治への転換実現に向け、県民すべての力を結集しましょう」とよひかけました。

 日本共産党の仁比聡平参院議員は連帯のあいさつで「深刻な雇用破壊は大企業べったりの政冶の結果です。人間をモノ扱いする財界いいなりに派遣労働を自由化し、雇用保険を穴だらけにしてきた政治の責任です。今こそ政治を変えるため力をあわせましょう」とよびかけました。

 集会後参加者はデモ行進に移り、「ワーキングプアをなくせ」「憲法九条守ろう」などと唱和し市民にアピールしました。(しんぶん赤旗九州・沖縄面2009年5月2日)