公約実現へ決意新た 自公政権退場は世論の勝利 JR博多駅前 田村、内田氏が朝宣伝

 善戦健闘した田村貴昭比例候補は8月31日、早朝8時から通勤客らで混雑する福岡市のJR博多駅前で街頭宣伝に立ちました。
博多駅前 2009.08.31
 田村候補は、白公政権の壊滅的惨敗は「国民の反撃の一票」がもたらした「世論の勝利だ」と歓迎。「共産党は国民にとっていいことには協力し、悪いことには反対する建設的な野党として引き続き頑張る」とのべ、気持ちを新たに奮闘する決意をのべました。
 後期高齢者医療制度の廃止や、労働者派遣法の改正など「これらの課題で一番頑張ってきた政党が日本共産党だ」とし、民主党政権が提案した場合は協力を惜しまないと強調。一方で、「自公政治への怒りの一票は、民主党の政策への全面的な共感ではない」とクギを刺し、増税付きの「子ども手当」などで「(民主党が)多数の力で暴走しないようチェックしたい」としました。
 2度目の挑戦で涙をのんだ田村候補ですが、消沈した様子はありません。「日本の政治史が大きく動こうとしている」と展望を示し、「今後ともスジを通し、汚れたお金を受けとらない清潔な党。日本共産党へ温かいご支持を」と呼びかけていました。
 猛奮闘した内田ゆたか比例候補(福岡1区重複)も支援・支持への謝意をのべ、「日本政治の新しい局面、第一幕が始まった。国民が主人公の政治に一歩一歩前進するために頑張る」とのべ、さらなる奮起を誓いました。(しんぶん赤旗2009年9月1日)