命を大切にする県政に 福岡知事選で報告集会

田村候補に期待

 福岡県知事選(3月24日告示、4月10日投票)で1月13日、田村貴昭氏(49)=日本共産党九州・沖縄ブロック事務所長=が立候補を表明したのを受け、立候補要請をしていた「県民を主人公に、憲法をくらしに生かす福岡県民の会」(竹下秀俊代表)は同日、報告集会を開き、田村氏に期待する声が相次ぎました。

 「県民の会」は労組・民主団体・日本共産党などの諸団体と個人で構成。集会で田村氏は「県民不在、財界主導の県政の延長は許せません。500万県民のリーダーとして、県民の暮らし、福祉、営業を守り、子どもやお年寄りが安心して暮らせる福岡県、県民に身近な県庁にしたい」と決意をのべました。

 竹下代表が田村氏に出馬を要請した経過を報告。前回知事選候補の平野栄一氏と日本共産党・まじま省三県議らがあいさつしました。

 各団体代表からは、「建設職人は仕事がなく、暮らしていけない。住宅リフォーム助成条例と公契約条例を田村さんといっしょに実現するためがんばりたい」(福建労)、「無保険での死亡事例が昨年県内で3件あった。医療・介護の現場からの声をあげ、命が大切にされる県政に転換させたい」(民医連)など期待の声が続きました。

県内外からメール・手紙

 田村氏の立候補表明に県内外から激励・期待のメール・手紙などが送られてきています。一部を紹介します。

●「『いまの福岡を変えてくれる!』という思いを抱かせてくれるという方(です)。…無力ながら私も何かお手伝いさせてください」
●「驚きました。私にとって、気持ちの面でも最高の選挙が出来ます。私は地域で頑張ります!」
●「新聞で読んで感銘しました。やっぱり田村さんは候補者でなくちゃ!」
●「九州沖縄のいっせい地方選での躍進をリードする役割を果たされるよう大いに期待します」(しんぶん赤旗 2011年1月15日)