党福岡県委と、街頭で震災募金・シール投票 青年ら次々と


「原発推進見なおして」「福島事故他人事じゃない」

 日本共産党福岡県香員会は5月20日、福岡市の博多駅前で東日本大震災救援・復興街頭募金をよびかけました。岡野隆県委員長はじめ役員・勤務員20人が参加しました。

 岡野氏や、宮城県塩釜市で先週、ボランティア活動をしてきた国会議員団九州・沖縄ブロック事務所の田村貴昭所長、青年学生部の鵜沼共平氏らがマイクをにぎり、「被災者は仕事や営業再建の先が見えない苦境にあえいでいます。一人ひとりの被災者が生活の基盤を回復し、自力で再出発できるように国が責任を持つことが重要です」と訴えました。

 「救援・復興のため政治に望むこと」などを問うシール投票も行いました。就活中のリクルートスーツの女子学生2人組は「原発推進は見直してほしい」と話しました。佐賀県出身の20代の男性は「玄海原発の50㌔圏内なので福島第1原発の事故は人ごとではない。被災地の雇用確保に政治が力を発揮すべきだ」と話しました。(しんぶん赤旗 2011年5月21日)