田村候補が「提言」対話 福岡県大牟田市・那珂川町

医師会・商工会議所・建設業居会・森林組合など訪問

 日本共産党の田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補は4月3日と4日、福岡県大牟田市と那珂川町で経済団体を訪問。「消費税大増税ストツプ 社会保障充実、財政危機打開の提言」を紹介し、懇談しました。

大牟田商工会議所

 3日は、高口講治、橋積和雄両大牟田市議と一緒に医師会、商工会議所、建設業協会を訪問。商工会議所で田村氏が「デフレ不況の中、消費税5%増税に大義はありません。内需を増やして経済を前へ進めていくべきです」と話すと、大鶴淳行専務理事は「共産党はいいことおっしやる。ぜひこれを実現してもらいたい」と応じ、「(消費税増税は)3、4年前ならともかく、今はどんどん悪くなるばかりで増税する状況じゃない。大牟田も久留米も買い物客は大型店に行ってしまい、商店街はさびれるばかりだ」と話しました。

 4日に、糸井十九二那珂川町議と一緒に訪問した福岡広域森林組合では、応対した坂田俊夫参事と、地球温暖化や水害防止に林業が果たす役割について話が弾みました。田村氏が「富裕層と大企業からしっかり税金をとり、社会保障を再生させ、国民の消費購買力を上げるべきです」と話すと、坂田参事は「そうですね。とにかくお金がまわらず、みんなやる気がしない。将来に希望があれば消費するようになる」と応じました。(しんぶん赤旗 2012年4月5日)