社会保障充実の道は つどいなど田村比例候補語る

沖 縄

 日本共産党の衆院九州・沖縄ブロック田村貴昭比例候補は4月16日、沖縄で街頭演説や「提言」学習会の講師活動などで終日奮闘しました。

 那覇市内で開かれた学習会では、村山純・党県委員長代理が「県議選まで1カ月半、消費税増税法案に対する大きな怒りが広がっている」と指摘。「『提言』学習会を力に、県議選、総選挙に勝利しよう」と訴えました。

 〝電気紙芝居″で分かりやすく語る田村氏。「欠陥機で1機122億円もするF35を4機買うことを決めた政府は、原発事故で苦しむ福島の子どもたちの医療費無料化に必要な90億円を『金がない』といって突っぱねました。原発推進予算は4200億円。社会保障をよくするお金はあります」と強調。「県議選6人全員当選で、沖縄から増税ノーを全国にとどろかせましょう」と呼びかけました。

長 崎

 4月14日、田村貴昭衆院九州・沖縄比例候補は長崎市内3カ所で党の支部などが主催するつどいに参加し、党の「提言」について電気紙芝居を使って報告しました。

 牧山隆衆院長崎1区候補が同行し、三つの会場でのベ165人が参加しました。

 田村氏は、北朝鮮による「ロケット」発射に触れ、「日本共産党は国連決議を無視した行為に強く抗議します。国際社会が一致して平和的に働きかけることが大切です」と党の見解をのべました。

 また、市内香焼町の「国政を語るつどい」で、野田佳彦内閣の「税と社会保障の一体改革」を批判。消費税に頼らなくても社会保障の再建・充実と財政危機打開を同時に進める日本共産党の「提言」を紹介しました。

 香焼町から参加した31歳の男性は「田村候補の話は分かりやすかったのでもっと聞きたかった。今、ガソリンは高くなっているのに、さらに消費税増税なんてとんでもない」と話していました。(しんぶん赤旗 2012年4月18日)