暮らし優先政治に 鹿児島・薩摩川内演説会 

 日本共産党鹿児島県薩摩西部地区委員会(山口はるき地区委員長)は9月29日、薩摩川内(さつませんだい)市に仁比そうへい前参議院議員と田村貴昭衆院九州・沖縄ブロック比例候補を迎え、演説会を行いました。

 まつざき真琴県議が、10月28日投票の衆院3区補欠選挙、市議選、市長選の同時選挙での支援を訴えました。

 大倉野由美子3区候補は「川内原発の再稼働許さない、TPP(環太平洋連携協定)参加を許さない、その願いを託してほしい」と呼びかけました。

 定数8減の26議席を10人はみ出しの36人で争い大激戦の市議選をたたかう、井上かつひろ氏は3期目をめざす決意をのべました。

 田村氏は「消費税増税に頼らず社会保障を豊かにしていく」と党の提言を分かりやすく説明、税金は所得に応じた負担をと訴えました。

 仁比氏は「原発頼みではなく、自然エネルギーに転換し食料自給率をあげてこそ雇用も増え、地域が豊かになる」と指摘し、党の政策・提言を縦横に語りました。3区の地域内でも米軍の無法低空飛行で生活が脅かされてきたとして、オスプレイ配備には断固反対だと強調。「28日の投票日には、暮らし福祉優先の政治めざす大倉野氏と井上氏の勝利を必ず」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2012年9月30日)