野党各党が共同で集会 福岡・田川で31年ぶりに

 福岡県の日本共産党田川地区委員会は民主党、社民党と共催で9月5日、戦争法案に反対する集会を田川市内で開き、500人の市民が法案反対の声をあげました。

 集会には地域の12団体が賛同。単位労働組合などの呼びかけで青年や教師、親子連れなど多彩な参加者が集まり会場の市役所前広場を埋め尽くしました。田川地区で政党共同の集会を開くのは1984年の国際反戦デー集会以来31年ぶりです。

 県弁護士会や各党の代表があいさつ。日本共産党の田村貴昭衆院議員は「平和の礎を根本から覆す戦争法案を皆さんとともに廃案に持ち込んでいく」と決意をのべました。

 参加者らは地元県議、市議を先頭に市内をパレード。「日本を戦争する国にするな」と声を合わせ訴えました。

 学校門前で受け取ったビラを見てデモに初参加した男子高校生(17)は「ニュースで法案はいけないと感じて、自分でも何かしたいと思っていました。デモでもっとたくさんの人に参加を呼びかけたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2015年9月8日)