大分日出生台演習場で在沖米海兵隊砲撃演習 “事実上の日米共同訓練” 田村衆院議員・松岡比例予定候補が調査

日出生台演習場を視察=5日 (4) 日本共産党の田村貴昭衆院議員と松岡勝衆院比例予定候補は3月5日、在沖縄米海兵隊が砲撃演習を続ける大分県・日出生台(ひじゅうだい)演習場を調査し、住民を激励しました。
 
 演習場を見渡す「監視小屋」(玖珠町)では、連日監視を続ける遠入健夫さん(米軍演習反対大分県各界連絡会代表)らから演習内容などを聞きました。
 
 遠入氏は「砲周辺で今回初めて赤いヘルメット姿の陸上自衛隊員が作業をしているのが確認できた」と望遠鏡を見ながら解説。日出生台での演習の変容・拡大の実態を告発しました。
 
 田村議員は「150人の海兵隊員を200人の自衛隊員がフォローする『防衛協力』の実態が確認できた。そのすべての費用を日本側が負担し、18年間にわたり『移転補償』で住民を追い出してまで戦争のための演習を続けるなど許されない」と指摘しました。
 
 松岡候補は「事実上の共同訓練だ。わがもの顔でやりたい放題の米軍演習をやめさせるため住民と力を合わせ頑張る」とのべました。(しんぶん赤旗 2017年3月7日)