「戦争準備の一理塚」 田村衆院議員が「共謀罪」を批判 福岡で恒例の「さつき祭り」

拍手に応える(右から)比江嶋俊和市議、田村、松岡、立川の各氏と綿貫英彦市議=21日、福岡市

拍手に応える(右から)比江嶋俊和市議、田村、松岡、立川の各氏と綿貫英彦市議=21日、福岡市

 福岡市の東区日本共産党後援会と実行委員会の主催する、「第25回さつき祭り」が5月21日、同区で開かれました。田村貴昭衆院議員が松岡勝衆院比例予定候補、立川孝彦福岡1区予定候補らとともに「暴走政治を止めるため、日本共産党を大きく」と訴えました。
 
 田村氏は、「『共謀罪』法案は戦争準備の一里塚だ」と批判。安倍政権の狙う憲法9条への自衛隊明記は海外での武力行使にお墨付きを与えるものだと述べ、 「悪法を葬り去り、日本国憲法を守り抜こう」と訴えました。
 
 松岡予定候補は、「何が何でも憲法を守るための頑張りどき。憲法に指一本触れさせないために全力を尽くす」と決意表明しました。吉野高幸県党後援会長が、東京都議選支援を呼びかけました。
 
 初めてさつき祭りに参加した女性(55)は、「戦地に行き多くの友人を亡くしたと亡くなった父が話していた。話にあった『戦争する国』に戻そうとする政治を父が見たら怒ると思う。できる限り活動に参加したい」と語りました。
 
 ステージでは太鼓の演奏や2歳児から高校生によるヒップホップダンス、中国・アジアの大道芸芸術などが披露されました。五月晴れのもと、多くの市民は各後援会が趣向を凝らした模擬店を楽しんでいました。(しんぶん赤旗 2017年5月23日)