「尊厳をかけて」 熊本南部地区演説会 田村議員、あべ統一予定候補訴え

熊本南部地区演説会=23日 熊本県の日本共産党南部地区委員会は6月23日、田村貴昭衆院議員、参院熊本選挙区・野党統一の、あべ広美予定候補(無所属)を八代市に迎え、参院選に臨戦態勢で挑み、市民と野党共闘の勝利と党躍進をと演説会を開きました。
 
 田村議員は、憲法9条改定阻止や沖縄の米軍新基地建設の中止など市民と野党の13項目の「共通政策」を紹介。「熊本での、あべ予定候補勝利と、比例代表での党850万票・7議席獲得」に向け、支持を広げてほしいと訴えました。
 
 あべ予定候補は、前日の党後援会のつどいで仁比そうへい参院議員・比例予定候補と勝利を誓い合ったと紹介。水俣病問題や福島の原発事故、残留農薬の規制緩和など大企業の利益のためには、人の命・健康が奪われても顧みず、人の尊厳をも踏みにじる政治を続ける安倍政権を批判し、くらし破壊からの回復と「人間としての尊厳をかけたたたかいをしたい」と強調しました。
 
 参加した大学4年生の女性は、参院選では「若者がもっと関心をもって参加ができるよう、『赤旗』6月号外(おにぎりビラ)のような呼びかけを増やして盛り上げてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年6月25日)