老若男女 消費増税NO 市民団体が「怒りの県民集会」 福岡

20191001_194232-2016x980 消費税廃止福岡県各界連絡会は1日、「消費税大増税10・1怒りの県民集会」を福岡市で開き、400人を超える参加者が集会とパレードで消費税引き上げ強行に怒りの声をあげました。
 
 岩下幸夫代表世話人は、景気が低迷するなか増税を強行した安倍政権を強く批判。「選挙で変えていこう」と訴えました。参加者は「そうだ」などのかけ声とともに、大きな拍手で呼びかけに応えました。
 
 田村貴昭衆院議員がかけつけ連帯あいさつ。消費税が貧困と格差を広げ、「先進国で唯一、成長できない国になってしまった」と指摘。全ての野党が10%増税に反対しているとし、「秋の臨時国会、次なる総選挙で野党連立政権による政権交代で実現していく」と決意をのべました。(挨拶動画はコチラ)
 
 立憲民主党の野田国義参院議員は、増税強行など暴走する安倍政権を国民と力をあわせ、一日も早く倒していこうと訴えました。
 
 参加した畳工の男性は、「お得意さんも高齢化して、『消費税払って』となかなか言えない」と話しました。家族でパン屋を営む吉田猛俊さん(73)は増税に伴う値上げを悩んだ末、据え置くことに。「新商品をつくったり工夫しながらやっているが、本当に大変」と窮状を訴えました。
 
 集会では、自営業者や医療従事者、建設業者、労働者などの代表が発言。集会アピールが採択されました。(しんぶん赤旗 2019年10月3日)