日米貿易協定批准するな 全国食健連が座り込み

 農民、女性、医療などの団体、労働組合などでつくる「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」(全国食健連)は11月6日、衆院外務委員会で実質的な審議が始まった日米貿易協定・日米デジタル貿易協定の徹底審議と廃案を求めて、衆院第2議員会館前で座り込み行動を行いました。
 
 行動には、全国食健連に参加する団体・労組のほか、環太平洋連携協定(TPP)に反対する行動を続けてきた「TPPプラスを許さない!全国共同行動」(全国食健連も参加)のメンバーも駆けつけました。
 
 主催者あいさつした全農協労連の砂山太一委員長は、「今政治がやるべきなのは、貿易協定やFTA(自由貿易協定)ではなく、生産現場を励まし、若い農業者が希望を持てる農政の実現だ」と訴えました。
 
 全労連の秋山正臣常任幹事、「全国共同行動」共同事務局の市村忠文さんがそれぞれ、廃案へ向け連帯してたたかう決意を表明しました。
 
 日本共産党の紙智子参院議員、田村貴昭衆院議員が参加しました。(しんぶん赤旗 2019年11月7日)